2017年08月03日

地域によって違う供物の持参マナー

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親戚やお知り合いのお通夜や告別式に参列される場合、手土産を持参すべきかどうかは気になる問題です。一般的なマナーとしては、冠婚葬祭の際に手土産は不要とされていますが、地域によっては故人の好きだった果物などを供物として持参するところもあり、また、喪主をはじめとするご遺族の方々への慰労として、軽くつまめる食品や甘いお菓子などを手土産としてお持ちすると喜ばれる場合もあります。

逆に、お通夜や告別式の場に香典や品物を持っていくのは重大なマナー違反として認識される地域も存在しますので、注意が必要です。お通夜や告別式に持っていく土産品を用意するということが、故人が亡くなることを予期していた、もしくは待っていたという風にみなされる場合があるからです。

インターネットで冠婚葬祭マナーを調べても、地域特有の考え方までは掲載されていません。一番望ましいのはご遺族の方に直接お聞きするのが最適ではありますが、なかなかご遺族の方も忙しいために、お聞きすることが出来ないケースも多々あるでしょう。

そんな時は、地域の葬儀社のウェブサイトなどで確認することも一案です。ウェブサイトを公開している葬儀社では、供物や枕花の手配をしているところも多くありますので、そのラインナップを見ると、ある程度の地域的な慣習がうかがい知れることができます。

ウェブサイトから供物の注文ができる会社もありますので、間違いないお悔やみができることでしょう。